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フルブラックの人気ダイバーズがチタンを纏って再デビュー

ハミルトンの防水時計の起源をたどると、大きな水圧に耐える構造が研究され始めた1940年代までさかのぼる。この時代に同社はリューズをカバーする独自のプロテクターを発明。リューズ周りの気密性と衝撃からの保護、誤操作を防ぐ革新的なシステムとして受け入れられ、搭載する特殊ウオッチは潜水工作員に使われたという。その個性的なディテールは、現行の「カーキ ネイビー オープンウォーター オート」に見ることができる。

そうした防水機能の歴史を築いてきたハミルトンは、2008年にハミルトン史上最高クラス100気圧防水という「カーキ ネイビー ビロウ ゼロ」を発表。ステンレススチールケースからダイアル、ラバーストラップまでブラックに身を包んだ大型の本作は、ビッグウオッチブームを巻き起こした。その後、巨匠リドリー・スコットが手掛けた2015年のSF映画『オデッセイ』にて、主役を演じたマット・デイモンに着用されるなど、話題を振りまいてきた。そんな人気モデルに今年、待望の新バリエーションが誕生する。



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