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今年のIWCはビッグ・パイロット・ウォッチに多くの新作を投入した
実はこのカテゴリー中の"超大作"ともいえる限定モデルが昨年末に一部SNS上でベールを脱いでいたのだが、正式なリリースが無かったので、WATCH MEDIA ONLINEでも未紹介だった時計がある。


「ビッグ・パイロット・ウォッチ・コンスタントフォース ・トゥールビヨン “IWCレーシング”」である。世界初のセラタニウム® ケースを採用した径46.2mmの手巻きウォッチで、モータースポーツのダイナミックな世界と先進的なレーシングマシンのコンセプトを時計に落とし込んだハイエンド・モデルだ。



搭載されたキャリバー94800は、コンスタントフォース・トゥールビヨンで知られるキャリバー94000シリーズの最新発展形で、ガンギ車に伝わる力を常時一定に保つ定力装置と、重力を打ち消すトゥールビヨンを合わせた基本機構を持つ94000シリーズ派生キャリバーは、過去にもIWCの大物モデル、バックケースに天文図を表示する「ポルトギーゼ・シデラーレ・スカフージア」や「ポルトギーゼ・コンスタントフォース・トゥールビヨン “150 イヤーズ”」などに積まれていた。世界限定15本。
この度ようやく、このモデルがオフィシャルサイト上で発表されたが、まだ日本語プレスリリースは発行されていない模様なので、英文のプレスリリースの抄訳と日本のオフィシャルサイトの記述からの引用を併せて、速報的にお届けしたい。


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