創業から130年以上にわたり一度も買収を許さず家族経営を貫いてきた、非常に稀有な存在・オーデマピゲ。
この背景から、「経営者が愛用する時計」とも称されます。
ノーチラスほどではないものの、レプリカ時計オーデマピゲのフラグシップであるロイヤルオークも近年人気と相場を上げに上げていってます。
そもそも、ロイヤルオークの対抗機として出されたのが、ノーチラスやヴァシュロンコンスタンタンのオーバーシーズ。つまり、オーデマピゲがラグジュアリー・スポーツウォッチという現在の一世界を築き上げた祖であり、時計産業へ投じた一石は非常に大きいものでした。
ロイヤルオークは誕生から今に至るまでそのデザインをほぼ変わらず受け継ぎます。
つまり価格高騰は「近年の急激な人気」と言うよりも、いつの時代も変わらぬ人気と経済動向に起因するものが大きいのでしょう。
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