>> 現在の場所: ホーム >>1世紀にわたるサファイア採用の歴史
1世紀にわたるサファイア採用の歴史
時計製造におけるサファイアの採用が、風防をはじめケースやブレスレットまで拡大した背景には、サファイアの生産や加工に特化した会社の存在が見られる。エコノムをはじめ「Sébal」「Erma Stettler」「Comadur(スウォッチ グループ)」などは、この分野で活躍する企業のほんの一例に過ぎない。
http://www.wshop2345.com/

 サファイアが時計製造の舞台に姿を現したのはおよそ1世紀前。ジャガー・ルクルトは超小型ムーブメントを搭載した「デュオプラン」の文字盤を保護するために遅くとも1929年にサファイアクリスタルを採用している。1966年以降にはセンチュリーが2種類のサファイアを一体化させたケース構造「メガリス」により、サファイアウォッチの核となる技術を確立した。1980年には時計師ヴィンセント・カラブレーゼによって、サファイアケースの時計がコルムのためにデザインされている。その透明さは「ゴールデンブリッジ」の独創的なムーブメントの鑑賞を可能とした。


前ページ: 腕時計とサファイアクリスタル
次ページ: 現代的な設計による簡潔で心地よい操作性