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約70年の時を経てデイトナ専用に自社開発された初
6月5日に書いたNo.149「デイトナ初の自動巻きムーヴメントに、ロレックスが施した意外な改良とは!?」では、2世代前のRef.16520に採用されたゼニス社の自動巻きクロノグラフムーヴメント、エル・プリメロベースのCal.4030を取り上げて多くの反響をいただいた。今回はその後継として2000年登場のひとつ前のレプリカ時計旧デイトナ(Ref.116520)から現在も使われているCal.4130について書きたいと思う。


 Cal.4130は、デイトナ専用としてロレックスが自社開発した実は初の自動巻きクロノグラフムーヴメントなのである。ロレックスといえば、1931年に360度全回転式ローターを採用した自動巻きムーヴメントを世界に先駆けて開発した、いわば自動巻きムーヴメントのパイオニアである。


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