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メゾンが挑戦を続ける腕時計と音楽の調和
レプリカ時計オーデマ ピゲにとって、「音」は極めて重要な時計製造の歴史の一部。さかのぼること創業当初、1882年からの10年のうちに製造した1625本の時計の半数以上にソヌリのメカニズムが搭載されていたという。それら、ハンマーが打ち鳴らすゴングから響きわたるメゾンの“時の調べ”は進化を続け、いまでは時計師、エンジニア、音楽家、音響専門家などを巻き込み、8年に及ぶ研究を重ねた革新テクノロジー「スーパーソヌリ」にまで発展を遂げている。


ロイヤル オーク オフショアの最新作となる「ロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション」は、オーデマ ピゲと音の関係性を体現した一本。イコライザーの波形を表したタペストリーダイアルは、音を奏でずとも音が感じられる。このような意欲作が登場した背景には、来年に現職から退く決断をしたCEO、フランソワーアンリ・ベナミアス氏の働きかけがあったと推察される。


イコライザーのカラフルさがより際立つブラックセラミックモデルは程よく重厚。直径43mmというサイズ感に対し、良好なフィット感が得られた
 
ベナミアス氏は、プロゴルファーから転身して1994年にオーデマ ピゲのフランス支社に入社した異色の経歴の持ち主。1999年から北米社長兼CEOに就き、2013年より本社CEOとなった。メゾンが音楽界のアーティストと初めてコラボしたのは、2005年のJay-Zモデルである。後にロックの殿堂入りも果たすアメリカの人気ラッパーとメゾンを繋いだのは、疑う余地なくべナミアス氏の功績だろう。2009年のクインシー・ジョーンズとのコラボモデルも、言わずもがなだ。


2010年からは、世界3大ジャズフェスティバルに数えられる、スイスの「モントルー・ジャズ・フェスティバル」のAVアーカイブ全体をデジタル化し、後世に残すプロジェクトの支援に参画。2019年からはグローバルパートナーとなり、この祭典との絆をより深めている。


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