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ウブロが開発する考古学的機械にインスパイアされた
2008年、権威ある科学雑誌「ネイチャー」にこの機械の破片の断層画像が公開されました。レプリカ時計ウブロ製造部門の製造&研究開発ディレクター、マティアス・ビュッテは創造意欲をかきたてられ、彼が率いるウブロの開発チームは、「アンティキティラ島の機械」を再解釈し、小型化した時計のムーブメントをオリジナル機械のように、面のディスプレイケースに収めるという難題に挑みました。これにはオリジナルのメカニズムに完全に再現しつつ、精度と表示の視認性の高さを両立させることが求められます。



「アンティキティラ島の機械」を忠実に再現したムーブメントの表側は、各都市での古代オリンピックの カレンダー、エジプト歴(※3)、黄道12星座における太陽の位置、ムーンフェイズと黄道における月の位置、 そして恒星年を表示し、裏側は、カリポス周期、メトン周期、サロス周期、トリプルサロス周期を表示します。ウブロによるこのムーブメントは、2011年10月にパリ工芸博物館で開催された展示会「アンティキティラ、時を超えて出現した謎の機械」において初公開され、大きな話題を呼びました。.



「アンティキティラの機械」を再現したこのムーブメントを収めたアンティキティラウォッチは、2012年3月に開催されるバーゼルワールドで発表され、時計のムーブメントは、機械のメカニズム解明に尽力してくれたパリ工芸博物館に常設展示される予定です。博物館の展示会場では、「アンティキティラ島の機械」の製造当時から現在に至るまでのストーリーを紹介した2Dおよび3D動画が上映され、当時の技術者の知識と21世紀のウォッチメーカーの技術の橋渡しとなることが期待されています。


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