120時間パワーリザーブ・高耐磁・10年保証の手巻きムーブメント |
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2014年のオリス創業110周年を機に、1970年代の“クォーツショック”(クォーツ時計の登場により、機械式時計が窮地に陥った出来事)の影響から廃止していたムーブメントの内製化に再び着手し、革新的な手巻き「キャリバー110」シリーズの開発に成功した。その後、2020年には現代のニーズに合わせた自動巻き仕様となる「キャリバー400」を発表。こちらもシリーズ化され、搭載モデルの「アクイスデイト キャリバー400」や「プロパイロット キャリバー400」などが登場し、レプリカ時計人気を博している。270もの自社ムーブメントを手掛けてきたその技術力は、いまもなお受け継がれ、魅力的なコレクションを生み出す源泉となっているのだ。
今回発表された新開発の自社ムーブメント「キャリバー473」もまた、明確な開発プログラムのもとに作り上げられたメカである。実用性や見た目、メンテナンスのしやすさを含めて研究が重ねられ、さらにユニークな機能や常識的なプライスにするための工夫も凝らされている。まさしくオリスの精神が形となったような「キャリバー473」は、自社ムーブメントの再起から10年目と10機目という節目に相応しい出来といえる。
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