ベースとなっている“コンプレダイバー1960”の魅力を再チェック! |
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モチーフとなったのは、ケースメーカーのEPSA社が1955年に特許を取得したコンプレッサーケースを採用した潜水用時計。EPSA社はこれをスイスの各時計メーカーに供給しており、1960年代にジャガー・ルクルトやロンジンなど名だたるスイスの高級時計メーカーから様々なデザインのダイバーズウオッチが各社から登場しているのだ。

“コンプレダイバー1960”に関しては、もちろん、ケースは最新の技術で作られたものだが、コンプレッサーケースを使ったダイバーズウオッチ特有の経過時間を表示する回転式スケールを風防ガラスの内側に設け、2時位置のボタンで操作するというスタイルなど細かなディテールなど、当時の雰囲気を大切にしながら再現されている。

風防ガラスの形状は、アンティークウオッチで人気のドーム形ではないが、ベゼルよりガラス部分を少し張り出させることで古典的な雰囲気を強調。1940年代のロンジンの時計などに多い古典的なステップベゼルを再現しているのもこだわりのポイントだ。ベゼルが階段状に段差が付いていることからこう呼ばれている。
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