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時計好きにサプライズをあたえる時計
1958年は、国際地球観測年と位置づけられました。これは、地球物理現象をより深く理解するため、世界が国際協力をして取り組もうというものでした。この機に、ジャガールクルトは研究者や科学者に向けて時計を作りました。それが、「ジオフィジック」です。


この1950年代に登場したジオフィジックは、磁気に強く、防水性があり、さらに、暗所でも時間が読めるよう夜光塗料を備えた時計でした。このモデルの現代復刻モデルが、2014年に限定品として登場し、レプリカ時計業界でも話題になりました。


そして、今回、取り上げるジオフィジックは、“2015年に登場したジオフィジック”です。これは、「ジオフィジック トゥルーセコンド」と「ジオフィジック ユニバーサルタイム」のことで、明らかにそれまでとは異なる特徴のジオフィジックです。具体的に言うと、これらは耐磁時計のスタンダードである“軟鉄製インナーケース”をもたず、シースルーバックにされています。そして、何よりも、デッドビートセコンドを採用していたのです。


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