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「小さくなった」が気になるのはどうしてか?
基本的に“本気で買う気”で、新作時計をチェックしているが、どういうわけか今年は小さな時計ばかりに目が向く。大きな時計は重いし、目立ち過ぎるし、シャツの袖に引っかかる。大きな時計をつけるのが億劫になったということだろう。世の中のファッションもコンフォートに向いているし、つまるところ“楽”っていいよねという気分になっている。

ウブロ「ビッグ・バン インテグラル チタニウム」は、42mmというケースのバランスやチタン素材の特性もあって、メタルブレスレットになったのに腕への収まりが良い。カルティエの「パシャ ドゥ カルティエ」の35mmモデルやオーデマ ピゲの「ロイヤル オーク オートマティック」の34mmモデルは、本来であれば女性用なのかもしれないが、この小ささが妙にしっくりくる。これ見よがしな時計ではなく、さりげなく楽しみたい……。それが時代の気分のようだ。


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