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実用性への配慮から生み出された名機の数々
1937年に初めて製品化されたワールドタイム、Ref.515 HU。現行とは異なり、ユニークなトノー型ケースだった。世界の主要な28都市の表示が可能http://www.wshop2345.com/


年次カレンダー(アニュアルカレンダー)の現行モデルRef.5396。ムーンフェイズと24時間表示のサブダイアルを備える
パテック フィリップは、複雑機構の開発に於いても実用性に主眼を置く。例えばワールドタイム機能。時計師ルイ・コティエが考案した機構をベースに、反時計回転する24時間リングとタイムゾーン表示によって、一目で世界の主要都市の時刻が分かるワールドタイムモデルは、1937年の初登場以降も進化を重ね、グローバルな時間を意識することが増えた時代の要請に応えている。
1996年には年次カレンダー機構の特許を取得。永久カレンダーより使いやすいこの機構のモデルは、現在もメゾンの“顔”の一つ。実用性への意識が名作の誕生につながっている。


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